(4)東京都S区イタリアンレストランの事例 この店舗は、カジュアルイタリアンの草分けとして日本全国に広がっている業態で、一見繁盛店と思われるほどの売上は獲得出来ているものの、コスト管理が出来ておらず安定した収益を出せる状態とはなっていませんでした。その主たる原因は、店舗にいる社員スタッフ5名のスキル・経験不足からくるものでした。 そこで、プロ店長Fの今回の支援は、(1)安定した収益を出せる仕組みを構築することに合わせて、(2)店長人材を育成することも兼ねた支援が始まりました。 業態力の強さ、立地の良さもあり、安定して客数は確保できているものの、スタッフ全員がお店を回す事だけが目的になっており、サービルレベルは非常に低い状態で、クレームも多発している状態でした。お客様離れが懸念される危機的な状況にも関わらず、社員を含め店舗全体が危機感を感じていない状況でした。 そこでプロ店長Fは、まずはお客様に満足して帰っていただく為に、ホールをポジション制にし、全員の責任範囲とやるべき事を明確にすることによって、「回すことが目的ではなく、お客様に満足していただくサービスをすることを目的とした店舗」が徐々にできあがっていきました。 店内のオペレーションの安定に一区切りがついた頃にあわせて、プロ店長Fはコストコントロールの仕組み作りを手がけ、結果として会社内で全国一番の売上を誇る店舗へと成長させていくことに成功しました。今回の支援のゴールである、安定した収益を出せる仕組みはできあがり、プロ店長Fは、次に「店長人材の育成」に取り掛かりました。今まで最前線で様々な業務を受け持っていたプロ店長Fは、徐々にその業務を次期店長に移管していきました。 プロ店長Fは常日頃から「本当のプロの仕事はいなくなった後、店舗がどうなるかで決まる!!」と考えており、徹底して社員スタッフ全員に自分の仕事を引き継ぎながら、誰でも作業ができるようにマニュアルの作成とそれをもとにした社員育成に注力していきました。その結果、プロ店長Fの支援が終わった後もその店舗は14ヶ月連続で昨対売上を越えるという記録を出す店舗にまで成長しました。
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